• 【特集:Ocean People】海から始まるストーリー/22_スカイ・ガンドライ
  • 2025.08.28

海と繋がり、自分の中の好きや小さなときめき、そしていい波を追い求めてクリエイティブに生きる世界中の人々、“Ocean People”を紹介する連載企画。彼らの人生を変えた1本の波、旅先での偶然な出会い、ライフストーリーをお届けします。

Profile
Sky Gundry スカイ・ガンドライ
ニュージーランド出身。幼い頃から海と共に育ち、現在は自身のサーフスクールを運営しながら、サーフリトリートを主催している。

あなたのことについて教えて

生まれ育ちはニュージーランド北島のケリケリという場所。高校時代、サーフィンを教えるコミュニティを立ち上げたことをきっかけに、以来フルタイムでサーフスクールを運営している。
インドネシアが大好で、毎年サーフトリップで訪れている。今年9月には、ロテ島で初めてのリトリートを10日間開催する予定。ライクマインドなガールズたちと出会えるのを、今からとても楽しみにしている。
幼い頃から海は常に身近な存在で、父がサーファーだったこともあり、物心ついたときにはすでにサーフボードが遊び道具のひとつだった。8歳でサーフィンを始め、高校時代はコンペにも出場していた。それが今ではパッションとなり、仕事にもつながっていることにとても感謝している。
お気に入りのサーフスポットは、ホームの近くのタウポ・ベイ。ビーチブレイクでどんなレベルのサーファーにも最適だけど、スウェルが入ればバレルにもなるスポット。ここで何度も最高のセッションを重ねてきた、お気に入りの場所。次に訪れたいのはロンボク島とフィリピン。多くのサーファーからその魅力を聞いていて、近いうちに必ず行きたいと思っている。

海、自然との関係

海にいると心が落ち着き、自分自身も穏やかになり、地に足がついた感覚を得られる。その時間はとてもパワフルで、自信や強さを育ててくれる。海は成長するための特別な場所であり、自分と向き合うきっかけや新しい気づきを与えてくれる存在。海が当たり前にある生活にとても感謝している。
高校時代は、多くのティーンエイジャーと同じように、人間関係やいじめで苦しんだ時期があった。だからこそ、サーフィンはより一層特別な存在となった。父や家族と自然の中で過ごす時間によって、学校での悩みから少し離れられ、サーフィンに没頭することが救いになった。状況を俯瞰することで自分を取り戻し、「本当に大切なものは何か」を考えることができた。サーフィンはあの時期を乗り越える大きな支えであり、今の自分をつくる力になってくれた。

あなたの生活に欠かせない3つのものは?

サーフボード、4歳年下の妹、カメラ。一緒にサーフトリップに行ける妹がいることって最高だし、サーフィンを通じて彼女との絆も一層深まった。

今後の夢や目標は?

サーフスクールをさらに成長させたい。そしてずっと計画してきたリトリートを本格的にスタートさせたいと思っている。まずは9月のリトリートを成功させ、来年はより多くの場所で開催できたらと思っている。サーフィンは私にとってとても大きな意味を持つものだからこそ、その魅力を他の女性たちとシェアしたい。海を通じて女性たちが文化や人とつながれる場をつくること。それが今の私の大きな目標のひとつ。

何か新しいことを始めたい人へのメッセージ

自分がやっていること、自分という存在そのものに自信を持つこと。「それで大丈夫」「きっと上手くいく」と思えることが大切。やると決めたならしっかり向き合い、思いきってチャレンジしてみてほしい。たいていのことは進めばうまくいく。未知の不安が一歩を妨げることもあるかもしれないけど、だからこそ自分を信じて、選んだ道を歩んでほしい。

text:Miki Takatori
20代前半でサーフィンに出合い、オーストラリアに移住。世界中のサーフタウンを旅し現在はバリをベースに1日の大半を海で過ごしながら翻訳、ライター、クリエイターとして多岐にわたって活動中。Instagram

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