• 滋賀県草津市に、Wavegarden社のシステムを利用したウェイブプール「WAVE PARK BIWAKO」の建設予定が発表!
  • 2025.07.16

2025年7月15日、株式会社JPFは、草津市および100%出資子会社の株式会社JPFサーフとともに、滋賀県草津市にある「烏丸半島中央部複合型観光集客施設」の活用に関する基本協定を締結した。また、当該事業用地に関し、草津市土地開発公社と土地売買予約契約も締結。本協定の目的は、烏丸半島中央部複合型観光集客施設事業の積極的な推進を図るとともに、草津市、株式会社JPF、株式会社JPFサーフの三者による連携により、観光振興をはじめとする多角的なまちづくりの実現である。


京都駅からクルマで50分、大阪駅から75分、名古屋駅から110分に位置する烏丸半島。西日本最大級の野外音楽イベント「イナズマロックフェス」の開催地としても知られており、「観光レクリエーション拠点」および「交流創出核」として、豊かな自然や景観資源を活かした地域活性化が期待されている。この地に9ヘクタールという広大な土地を利用し、Wavegarden社の造波システムを使用したウェイブプール「WAVE PARK BIWAKO」が建設される。
 

Wavegardenは、造波システムの研究、設計、製造、設置、運転、およびサーフラグーンの建設と運営に特化した革新的なエンジニアリング企業であり、ブラジル・サンパウロ、オーストラリア・メルボルンをはじめ、世界に7つの施設を稼働している。今年の5月に韓国の「Wave Park」でS.LEAGUEが行われたが、こちらで使用されているシステムもWavegardenのもの。
【主要データ】
◎サーフグラグーンの収容力:1 時間あたり最大 90人
◎波のメニュー:20 種類以上の波を生成することが可能
◎波の数:1 時間あたり300〜1000本
◎波に乗れる時間:14〜30 秒

第1期の開発では、主要施設となるラグーン、クラブハウス、飲食店、物販、イベントスペースなどが予定されており、その後宿泊施設や商業施設、スポーツパークなどの建設も検討する予定。オープンは4年後の2029年と少し先になるが、どんな施設が誕生するのか今から楽しみでならない。


【株式会社JPF】 
競輪などの公営競技で使用する判定写真の撮影およびカメラの開発により企業がスタート。地域に根差した競技場づくりを目指し、地域振興に寄与している。また、競輪場を活用し、子どもでも始めやすいオフロードバイクを中心に体の使い方を教えたり、自転車を楽しめる場所を提供し、スポーツの普及活動に力を入れている。 

【株式会社JPFサーフ】 
人工サーフィン施設を核としたプロジェクトを推進するため、令和7年3月に設立。サーフィンだけでなく、ウォータースポーツを含むスポーツにより地域住民の健康増進、観光産業の活性化、関係人口増加を目指している。波を通じた自然と触れ合う原体験を提供することで、地域の文化的・社会的価値創造にも貢献。 

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