ROXYが次世代のショートボード⼥⼦サーファーを対象とした「ROXY Coaching Selection / MAY 2025 IRAGO」を、伊良湖・ロングビーチポイントにて開催。
⼩学4年⽣から中学3年⽣の⼥⼦を対象とし、将来的にROXYサーフチームの⼀員として、世界の舞台で活躍できるショートボードアスリートの育成・発掘を⽬的としている。
当⽇は、ROXYショートボードチームのリーダーでもある⼤村奈央がコーチを務め、参加者⼀⼈ひとりのサーフスキルを丁寧にチェックしながら、実践形式のコーチングセッションを実施。地元のサーフショップ「MIC GROWING SURF」もサポートに⼊る。
ROXYサーフチームは、WSL QSアジアリージョンへの挑戦やCS、CTを視野に⼊れた活動を展開しており、⾃主性と仲間との協⼒を⼤切にするチームカルチャーが特徴。
「ROXYチームの⼀員として、世界を⽬指してみたい︕」というGirlsは、今すぐ応募を。
【開催概要】
・⽇時:2025年5⽉5⽇(⽉・祝)
・場所:伊良湖・ロングビーチポイント(愛知県)
・コーチ:⼤村奈央
・サポート:MIC GROWING SURF
・参加対象:⼩学4年⽣〜中学3年⽣の⼥⼦(ショートボード限定)
・募集⼈数:最⼤8名(2部制)
・参加費:11,000円(税込)
・時間:1部_08:30集合/09:00〜11:00(解散11:30)、2部_12:30集合/13:00〜15:00(解散15:30)
DJ HASEBEによるビーチドライブのノンストップミックス「Surf Driving」の最新盤は、BILLABONGとのコラボレーションでお届けします! シリーズ初となる邦楽アーティストの“海を感じる”作品のミックスで、SALT…でもお馴染みのアーティストからメジャーシーンで活躍するアーティストまで、幅広いラインナップを選曲。CDにはBILLABONGのステッカー2種を特典として封入しています。
ビーチ/ハワイ・ミュージック出身、今や押しも押されぬJ-POPのスターとなった平井大のシングル「Good One」は、聞くだけで元気が出る解放感溢れるトラック。爽やかなダンスチューンは大音量で流しながらドライブに出かけたくなる一曲! R&B/Hip Hop/Neo Soulをルーツに独自なスタイルの音楽を発信するSIRUPと、唯一無二の歌声で様々なビートを乗りこなすiriによるコラボ「umi tsuki」は、海辺でのロマンティックな情景を想起させるしっとりPOP。トロピカルでアフリカンなビートに、2人の伸びやかな歌声が抜群にマッチしています。4人組バンドYONA YONA WEEKENDERSによるポップなナンバー「君とdrive」は、サブスクでも大ヒットした最近のドライブミュージックの定番曲。意中の人とのドライブデートを描いた軽快なリリックと独特のクルージング感が、心地よいひとときを演出してくれます。そのYONA YONA WEEKENDERSのボーカル、磯野くんとDJHASEBEのコラボ曲「Salt」は、SALT… meets ISLAND CAFEの記念すべき1作目「Sea of Love」にも収録された人気曲。PESとLisa Halimのリアルサーファー同士の初コラボとなった「海へ行こう」は、コロナ禍に発表された作品。いま聞き返すとすぐにでも海に行きたくなる、絶妙に気持ち良いラテンチューン。Def TechのMicroとShu DosoのユニットWST(ダブスト)の「Offshore ~Cafe Latte Song~ -Urban Island Remix-」も、サブスクで大人気となった一曲。今は向かい風(Offshore)だけど、必ずこれから追い風になるというメッセージはいつ聴いても胸に響く。東京を拠点に活動する話題のDJ/BEAT MAKER、TOSHIKI HAYASHI(%C)と、神奈川発のヒップホップグループCBSによる「Summer Digest」は、暑すぎる日本の夏も悪くない、と思えるユーモラスなリリックに注目。エキゾチックな歌声を持つシンガーMALIYAと、ラッパーMUDのコラボトラック「Summer Regrets」は、’00年代のヴァイブスを感じさせるサマースロージャム。
そしてTokimeki Records feat. ひかりによる杏里「WINDY SUMMER」、大比良瑞希によるOriginal Love「ヴィーナス」、田中裕梨による松任谷由実「真珠のピアス」、シンガーLeyonaをフィーチャーしたDJ HASEBEによる鈴木雅之「ガラス越しに消えた夏」など、カバートラックも多彩にセレクト。夏のビーチラインを彩る全22曲の爽快なノンストップミックスの完成です。
【収録曲】
平井大 / Good One
SIRUP / umi tsuki (feat. iri)
SPiCYSOL / Honey Flavor
Tokimeki Records feat. ひかり / WINDY SUMMER
DJ HASEBE / Salt feat. 磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)
Lisa Halim, PES / 海へ行こう(DJ HASEBE HONEY EDIT)
田中裕梨 / 真珠のピアス
RYUSENKEI / 遠い水平線 feat. 児玉奈央
YONA YONA WEEKENDERS / 君とdrive
GOOD BYE APRIL / Highway Coconuts
Shurkn Pap, Ryohu & Mellow In Da Street / RIDE
XinU / 鼓動 (Surf & Turf Version)
TOSHIKI HAYASHI(%C) / Summer Digest Part.2(feat. CBS)
OLD NICK aka DJ HASEBE / ガラス越しに消えた夏 feat. Leyona
Keishi Tanaka / Joy
MALIYA, MUD & Mellow In Da Street / Summer Regrets
大比良瑞希 / ヴィーナス
UEBO / 僕のいない海
笠原瑠斗 / 先へ
WST / Offshore ~Cafe Latte Song~ -Urban Island Remix-
Taishilou / Jealous
DJ Mitsu The Beats & n’sawa-saraca / runningback 2 u
タイトル:SALT... meets ISLAND CAFE –Surf Driving 2-
発売日:2025年4月15日
価 格:税込¥2,750
TAG #NEWS#SALT… meets ISLAND CAFE#SALT...ONLINE STORE#Surf Drinving#Surf Driving 2#サーフミュージック
昨年の4月に創刊し、2冊のタブロイド発刊を経て、2号目となる雑誌が完成しました。タイトルは「BACK TO BASIC」。サーフィン、暮らし、生き方、そして思考をより本質的なものへと回帰。複雑化した現代において、不要な要素を削ぎ落とし、シンプルで持続可能な在り方を追求することこそが、真の豊かさにつながる。
巻頭はオーストラリアで再熱するシングルフィンを特集。オーストラリア・ゴールドコーストで毎年開催されている「Burleigh Single Fin Festival」。その名の通り、シングルフィンのみで競い合うサーフコンテストで、今年で28年目を迎える由緒ある大会。このイベントに、日本からビラボンライダーの仲村拓久未と安室丈がエントリー。大会を通じて浮かび上がるサーフィン大国たる所以と、一枚刃の奥深さ。
続く特集は、シングルフィンを愛するサーファー、シェイパーのインタビュー。オルタナティブブームを創った影の立役者デレク・ハインド、WLTをフォローしながら自身のボードを削るカイ・エリス=フリント、ジョージ・グリノーの技術と精神を引き継ぐエリス・エリクソンなど、10人のサーファーがシングルフィンの魅力を語ります。
第2巻頭特集は、大橋海人プロと妻のイザさんによる「STILL AND TRUE」。海・自然のリズムに寄り沿いながら、丁寧な暮らしをおくる2人。愛用のアイテムやインタビューを交えながら、素敵なライフスタイルを紹介していきます。
そのほか、笹子夏輝が憧れるサーファーたちの元を訪れた「カリフォルニア・スタイル巡礼の旅」、サーフィンとマインドセットの関係を紐解く「SURFING MEDITATION」、6人のサーフフィルマーをピックアップした「STORIES behind THE WAVES」、テーマ別で語り合う「今を生きるサーファーたちのダイアログ」、世界の果て、南ポルトガルのサグレスを特集した「THE END OF THE WAORLD SAGRES」など、トータル188ページに及ぶ一冊です。年に1回の発刊だからこそ全ての特集がスペシャルで、色褪せることなく永年読んでいただけます。
特集:笹子夏輝 ~カリフォルニア・スタイル巡礼の旅
特集:サーフィンによるマインドセットのススメ
-宗貫/佐藤魁/剛壽里/田中宗豊-
特集:Stories Behind the Waves _ 映像の先に繋がるもの
-Ben Judkins & Taylor Lane/Kuio-okalani Young/Nico Ramos/Hefty Beef (森脇海)/Rise(畑勝也)/田中未碧
特集:今を生きるサーファーたちのダイアログ
-柴田浩次×瀬筒雄太/松田詩野×松本恵/榎本信介×中村光貴-
特集:世界の果て、南ポルトガル・サグレス
「SALT…Magazine #04」 ¥3300
サーフィン、暮らし、生き方、そして思考をより本質的なものへと回帰。シンプルで持続可能な在り方を追求することこそが、真の豊かさにつながる。
<Contents>
⚪︎Burleigh Single Fin Festival
⚪︎未知なる領域へ̶̶ サーフィンの新境地
⚪︎シングルフィンを愛する10人のインタビュー
⚪︎STILL AND TRUE
⚪︎笹子夏輝 ~カリフォルニア・スタイル巡礼の旅
⚪︎サーフィンによるマインドセットのススメ
⚪︎Stories Behind the Waves
⚪︎今を生きるサーファーたちのダイアログ
⚪︎世界の果て、南ポルトガル・サグレス
⚪︎Column _ Miyu Fukada
オンラインストアにて発売中!
TAG #BACK TO BASIC#NEWS#SALT...#04#SALT...ONLINE STORE#タブロイド#新刊
平原颯馬
神奈川県茅ヶ崎市出身、23歳。両親の影響で8歳からサーフィンを始め、中学生で全日本に初出場、初優勝。その年に日本サーフィン連盟の強化指定選手に選ばれ、16歳でプロサーファーに昇格。現在はロスオリンピック並びに、WSL CTを目指し活動中。Instagram
2025年4月11日(金)、東京・渋谷のHnadY Shopで開催されている「JULY WETSUITS POP UP STORE」にて、スペシャルトークセッション「BEHIND THE SCENES」が行われた。このイベントは、モデルとしても活躍する茅ヶ崎出身のプロサーファー、平原颯馬のチーム加入をお祝いするイベントであり、ステージには小林直海が登壇。同チームのフリーサーファー松本浬空もメンタワイからオンラインで参加し、クロストークセッションとなった。
トークの中で直海は、雪が降りしきる真冬の日本海で行ったテストについて語り、改めて製品のクオリティの高さに言及。ファウンダーのデーン・ピーターソンとの関係や、日本でのローンチの舞台裏など貴重な話も語ってくれた。
オーストラリア、バリで着用したウェットスーツの着心地をコメントしながら、新たにメンバーになれた喜びを語った颯馬。「JULYのユニークなコミュニティ加われたことに興奮しています。ブランドのクリエイティブなエネルギーを通して、お互いに刺激を与え合い、共に成長できることを楽しみにしています」
インスタライブを視聴しているユーザーから、「大きな波にチャージするのが怖いのですが、どう克服すればよいですか?」という質問に対して浬空は、「行くと決めたら迷わずに行くことが大事!」とコメント。パイプラインで行われたバックドアシュートアウトも記憶に新しい浬空のコメントだけに、直海も颯馬も大きく頷いていた。
量よりも質、トレンドのファッションよりも機能、そして確かなパフォーマンスを大切にするJULY WETSUITS。颯馬が加入したことで、今後さらにパワーアップすることに期待したい。
TAG #JULY WETSUITS#小林直海#平原颯馬#松本浬空
1月26日(日)、春のような穏やかな陽気のなか、SALT...#03発刊を記念したイベントを開催しました。場所は、#03でフィーチャーした鎌倉。材木座海岸の目の前に位置するUMITO鎌倉 由比ヶ浜を会場に、DJパーフォーマンス、アコースティックライブ、フラショーなどのコンテンツを展開。大いに盛り上がったイベント当日の様子を振り返ります。
地元・由比ヶ浜在住のDJ Nontaさんのターンテーブルが回転し始めたのを合図に、エントランスのドアがオープン。と同時に待ち侘びたゲストが会場に溢れかえり、いきなりトップギアでのスタートとなったイベント。来場者はウェルカムドリンクを手に取ると、メイン会場の2階リビングやバルコニー、屋上、ファイヤーピットルーム(!)などを興味深く散策。それもそのはず、地上3階建の瀟洒なファサードはこの辺りでは有名で、誰もが一度は入ってみたかった建物。物件を管理・運営するUMITOさんが今回のパーティ開催にあたり快く貸し出してくれ、これ以上ない最高の場所で最幸の時間を共有することができた。
今回のイベントでは、#03の特集にちなんだ特別コンテンツ も用意。なかでも、20名限定で開催されたヨガワークショップ は、大きな注目を集めた。会場となったのは、材木座テラスにあるヨガスタジオ「GYPSEA BY SALT」。オーシャンビューが広がる開放的な空間で、インストラクターの山口陽平さんが特別レッスンを開講。ヨガ初心者から上級者まで楽しめる流れるようなヨガフローを体験し、心も体もリフレッシュ。最後には、深いリラックスへと導かれる極上のシャバーサナ を迎えることができた(山口陽平さんのインタビュー記事はこちら)。
このヨガセッションでは、鎌倉の「enso」で調香されたオリジナルアロマがスタジオ全体に広がり、心地よい空間を演出。香りを手がけたのも、山口陽平さん。シャバーサナをイメージし、深呼吸を誘う森林のような深みのある香りに、柑橘の爽やかさを加えることで、リフレッシュさを感じられる特別なアロマ。さらに、この心地よさをご自宅でも楽しめるよう、香りのミニスプレーがプレゼントされた(ensoのインタビュー記事はこちら)。
さらに、ヨガウエアはアクティブウエアブランド「Hurley」がサポート。女性には水陸両用スポーツブラとレギンスとロンT、男性にはサーフィンでも使えるショーツとTシャツが手渡され、参加者全員がお揃いのウエアでヨガを体験。ストレッチ性に優れたウエアはダイナミックな動きにも柔軟性を高めるポーズにも対応し、快適なヨガ体験をサポートしてくれた。
海が目の前に広がるスタジオ「GYPSEA BY SALT」。オリジナルのアロマによりリラックス効果も絶大
水陸両用の生地を使用しているため、トレーニングから海やプールまで様々なシーンで活躍してくれるHurleyのウエア
会場では最初のコンテンツ、Awapuhi Akieさんのフラショーがスタート。Ūniki Kumu Hulaサンディーの指導のもと、2012年よりサンディーズフラスタジオのインストラクターとして活動し、数多くのイベントに出演している彼女。自然の要素を取り入れた美しい動きを、みな固唾を飲んで見守っていた。
2014年オーラパ(エクストラダンサー)、2022年ホオパア(チャンター)の称号を受け継ぐAwapuhi Akieさん
ドアオープンからずっと会場を温めてくれたDJ Nontaさん。'90年代のR&B、HIPHOPを中心にグルーブ感溢れる心地よいサウンドを選曲
ディアジオ ジャパンから「I.W.ハーパー」と「タンカレー」、キリンビールから「晴れ風」と免疫ケアドリンク「イミューズ」が提供
SALT...の物販ブース。創刊号から、タブロイド、CD、カレンダーまで全アイテムをラインナップ
サンセットタイムを迎えると、本日のメインイベントであるHanah Springさんのアコースティックライブが始まった。ジャズギタリストの父、ジャズシンガーの母の元に生まれ、5人兄弟でハーモニーを歌いながら育った彼女。SALT... meets ISLAND CAFE -Sea of Love 2-に収録されている「Lovin’ You」を奏でるとこれがイベントのハイライトとなった。
世界中で愛されるラブソングの定番「Lovin’ You」をラバーズレゲエでカバー。ジャネット・ケイを想起させる素晴らしい唄声
Sheef The 3rd. が飛び入り参加! B-BOYスタンスを剥き出しのままリリックに投影
#01と#03の表紙を飾ってくれたプロサーファーの仲村拓久未(左)と小林直海(右)も駆けつけてくれた
今回はSALT...がプロデュースするSALT SURF CLUB、GYPSEA BY SALTそしてZAIMOKUZA SEASONSとの共同で開催
予定の時刻を大幅に過ぎて終了した今回のイベント。来場いただいた皆さま、ありがとうございました。来場できなかった皆さま、SALT...は定期的にイベントやパーティを開催していますので、また次回お会いしましょう!
photography _ Yuuto Kanai
TAG #GYPSEA BY SALT...#SALT...03#UMITO#リリースパーティ
昨年の10月末。弊誌SALT. . .はROXYと共催し、タイ南部のカオラックでサーフィンとリトリートのツアーを実施しました。ツアーのテーマは「自分と向き合い、“JOY ”を見つける」。その旅の様子を映像と共にお伝えします!
タイ・プーケット国際空港から北に1 時間半ほどの場所にある人気のリゾート地、カオラック。2004 年のスマトラ沖地震による津波で甚大な被害を受けたが、行政やサーファー、地元の人たちの懸命な努力によって復興を果たし、今ではプーケットに次ぐ人気のサーフスポットとして注目を集めている。パームツリーに囲まれた全長20 キロに及ぶ広大な海岸線と遠浅の砂浜。メインのメモリーズビーチはロングボードに最適なメローな波が、コンスタントにブレイクしている。ビーチにはバーやレストラン、マッサージ、レンタルボード、サーフショップなどが軒を連ね、一日中ゆっくりと過ごすことができる。今回のツアーの舞台となったのはここメモリーズビーチで、ローカルサーファーのバックアップの元で開催された。
ツアーに帯同してくれたのは、2024年世界ランキング5 位という日本人最高位を誇るプロロングボーダー田岡なつみと、東京・原宿に「IGNITE YOGA S TUDIO」を主宰するヨガインストラクターの剛壽里。サーフィンとリトリートというコンテンツを考えると、ふたり以上のキャスティングはない。
サーフィンの基礎からテクニックまで、時間がある限り指導してくれた田岡なつみプロ
今回のツアーのためにオリジナルのプログラムを考案してくれた剛壽里さん
プーケットまでは直行便がないため、シンガポールで乗り換えて夜7:20 に到着。チャーターした大型バスに乗り込み、一路宿泊先の「アプサラ ビーチフロントリゾート&ヴィラ」に向かった。チェックインを済ませ軽食を食べた後は、翌日に備えて早々に就寝した。
翌朝、うっすらと射し込む光に目を覚まし部屋のカーテンを開けてみると、目の前にはアンダマン海が広がっていた。昨日は暗くてよく分からなかったが、ここアプサラはオンザビーチに佇むホテルで、部屋のラナイからは波チェックができる( 階数や部屋による)。残念ながら初日は雲に覆われた鈍色の空だったが、水着に着替えてビーチに集合した。
入水前に即席のスクールを開講! 砂浜にサーフボードのアウトラインを描きウォーキングの練習
全員で記念撮影を行い、待ちに待ったサーフセッションがスタートした。これだけの人数が同時に海に入るのはマナー違反だが、広いビーチに人はまばらで、さらにローカルの協力もあり実現可能となった。サイズは腹からセットで胸。サイドオンショアでうねりはよじれ、面は少々荒れ気味。とはいえ、優しい波質のためテイクオフはイージー。途中のミドルセクションは掘れてくるのでレールをセットして一気に加速。前が崩れてもその勢いのままスープの下を走り抜けていくと波がリフォームし、インサイドまで乗り継ぐことができる。「今までで一番長く乗ることができました!」という声も多く聞かれた。途中スコールに見舞われるも、その後太陽が顔を出すと大きな虹が出現。空いっぱいに描かれたアーチの中を、くぐるように波に乗る。ツアーの成功を予期するような、幸先の良いスタートとなった。
美しいサンセットを眺めながらのヨガ。スコールに見舞われることもあったが、それも良い思い出
暦の上では乾季に入っていたが、ちょうど季節の変わり目ということで、晴れ、曇り、雨を繰り返す不安定な天気。それに合わせてスケジュールも組み直し、最初のリトリートは屋内での実施となった。初めに45分間ヨガを行い、その後ファイルが配られてワークショップがスタート。まず自己紹介から始まり、その後に最も重要なインテンションをセッティング。インテンションとは意図を意味し、このツアーに来た目的、旅が終わった後どうなりたいか、どんな自分でいたいかなど、自分の胸の内に聞いた。
さて今回のツアーだが、サブタイトルにもなっている通りテーマは「Find your “JOY”」。壽里さんが冒頭で説明した一部を抜粋してここで紹介します。
※ ※ ※
「私たち人間は、誰もが幸せになりたいと思って生きています。
幸せになるために⼀⽣ 懸命働き、幸せになるために好きな物を買い、幸せになるために⾃分磨きをしています。
たまに幸せを追い求めるあまり、⾃分を⾒失ってしまうことも……。
この“ 幸せ” ですが、少なくとも2 種類あり、英語で表現すると「HAPPINESS」と「JOY」。
「HAPPINESS」は外的要因が満たされている状態で、健康や仕事、キャリア、家族・友⼈・恋⼈との関係など、様々なものから影響を受けています。
⼀⽅「J OY」は、自分の内側から湧き出す“ 喜び” で、シンプルにその瞬間に感じる幸せな感情のこと。
JOYは私たちが歩む⼈⽣ にたくさん散らばっているのに、HAPPINESSを追い求めるあまり⾒えていないことも多いです。
今回のリトリートでは、あなたの中にあるたくさんのJOYを見つけていきます!」
※ ※ ※
心が喜ぶことをたくさん行うとJOYが満たされ、本当に幸せな自分に出会える。最後にそう締め括るとページを捲り、ジャーナリングに入った。全員で集まってのワークショップは計3回行われたが、それ以外の時間も各自空いているタイミングで実施。自分にJOYを運んでくれるコト、ヒト、モノは何か? 喜びを妨げているものはあるか? 喜びを感じることを自分に許可できているか? など徹底的に自分と向き合った。最終日にはJOYを見つける習慣を共有し、そして帰国した後も続けていく自分との約束事を1 つシートに記してプログラムは終了した。
ワークショップではテキストが配布。“JOY” の大切を知り、これからの生き方に影響を与えてくれた
サーフィンとリトリート以外の時間は基本フリーとし、各自思い思いの時間を過ごした。マッサージ、グルメ、ショッピング、プール、エレファントライド。なかでもほとんどの人が参加したのがパンガー湾を巡るボートツアー。アンダマン海はマリンスポーツだけでなく風光明媚な海として知られており、海洋国立公園に指定されているパンガー湾は人気の観光地のひとつ。一番の見どころは映画『007・黄金銃を持つ男』のロケ地となったタプ島で、通称ジェームスボンド・アイランドと呼ばれている場所。地球が織りなす壮大且つ神秘的な景色を船上から楽しんだ。
大小約160の島々が浮かび、海上に突き出た様々な形の奇岩や洞窟が見どころのパンガー湾
海は風と潮回りによって様々な表情を見せたが、ツアー中にフラットになることや、入れない程のコンディションになることはなかった。平均すると胸~肩くらいのサイズ。時間帯によっては風が止み、Aフレームのようなパーフェクトな波も出現。タイミングよく入水した人は、きっと大満足だったに違いない。
今回ステイしたAPSARA Beachfront Resort and Villa。広大な敷地に3つのレストランと2つのプール、スパがあり。目の前がサーフスポットという最高のロケーション
帰国は朝のフライトのため、最終日はノーサーフで空港に向かった。あっという間に過ぎていった4泊5日の旅。サーフィンは個人スポーツだが、寝食を共にし、波を分かち合い、JOYを見つけるという共通の目的を持つことで、参加者の間に仲間意識が芽生えた。なつみさんは海の中で参加者全員に声をかけ、ワンポイントレッスンを行い、テイクオフに手こずっている人がいたら後からプッシュすることも。誰一人おいていかず、全員にサーフィンを楽しんでほしいという気持ちが伝わってきた。また今回のツアーはROXYとの共催で行い、ブランドを体現するインフルエンサーも参加してくれた。ROXYのシーズンテーマである“Active by Nature”をトレースするかのように、自然に抱かれサーフィンやヨガを本気で楽しむ姿が印象的だった。
ワークシートの最後のページに記されていた“Your joy is a gift to the world”。自分がネガティブでいるとそれは周りにも影響するため、まずは自分がポジティブで幸せでいようというメッセージ。なるほどこの考えが広がると、いずれ世界はJOYに包まれていく……。壽里さんの高い視座と本質に少し触れた気がした。家族や友人、仕事関係の人など、この場に来ることを理解し送り出してくれた人に感謝し、そしてまた来年ここで会えることを願って全工程が終了した。参加してくれた皆さま、ありがとうございました! 参加できなかった方、来年も実施できるよう準備を進めますので楽しみにしていて下さい。See You Next Year!
【ツアーを終えた参加者の声】
・サーフィンの繋がりができたことが、すごく嬉しいです。好きなものだけに囲まれたツアーに、自分へのご褒美としてまた参加したいです(もも)
・波がめちゃくちゃ良かったら大満足だった(Yumi)
・フリータイムが多くて、自由に過ごせる時間があって、マッサージしたりご飯食べたりサーフィンできて楽しかった(chiho)
・カオラックというロケーションが最高でした。それに加えて、田岡なつみちゃん含め豪華なメンバーと一緒に過ごせた5 日間は、最高な思い出となりました(Ai)
・振り返っても夢のような時間でした。思っていたより遠かったので、次回はいろいろ余裕をもって挑みたいです。素敵な仲間に感謝です!(ようこ)
・じゅりさんのワークショップは、今後の人生に役立つ内容でした(MK) なっちゃんから、サーフィンの深い話しがたくさん聞けたのがよかった(ともちん)
photography _ Nachos special thanks _ Tourism Authority of Thailand, APSARA Beachfront Resort and Villa, Khao Lak Wonderland Tours, Pakarang Surf Khao Lak, Active Asia Thailand
ツアーの模様は「SALT...#03」タブロイド版でも掲載
TAG #NEWS#ROXY#SURF & RETREAT TOUR#カオラック#剛壽里#田岡なつみ
SALT...が監修する14組のアーティストによる全曲新録音のコンピレーションアルバム「SALT... meets ISLAND CAFE –Sea of Love 2-」から、シングルの配信がスタート! 第1弾はバリエーション豊かなこちらの8枚を紹介します!
Leonald / Mother Ocean
心地良いサウンドにSoul溢れる言葉を紡ぐLeonald が「Sea of Love」シリーズ初参加! 優しい歌声がそっと背中を押してくれるポジティブソング
UEBO / 僕のいない海
“ネオ・サーフミュージック”をテーマに活動するシンガーソングライターUEBOが、海辺を舞台に書きおろした新曲。切なくも儚いエモーショナルなナンバー
Shimon Hoshino / Nagi
前作収録の「Sea Breeze」がSpotify再生400万回に迫るローファイ・サーフプロデューサーShimon Hoshinoの新曲! 穏やかな波(凪)が浮かびあがるチルグルーヴ
東田トモヒロ/ For You Blue
オーガニックなサウンドを通して「LOVE & FREEDOM」を発信するシンガーソングライター東田トモヒロ。夢の中のような感覚に包まれる極上のサーフミュージック
Hanah Spring / Lovin’ You
湘南・鎌倉をホームグラウンドに活動するシンガーソングライターHanah Springによる、ラブソングの名曲「Lovin’ You」のラバーズレゲエ・カバー
no.9 (ナンバーナイン) / blue
アコースティックとエレクトロニクスの融合による作品で、高感度なリスナーから支持されるNo.9。海、夏を想起させる抜群に心地よい作品
小沼ようすけ / Human Nature
ギタリスト小沼ようすけによるマイケル・ジャクソンの名作「Human Nature」のエレキ・ソロによるカバー。ジャズハーモニーを取り入れたアレンジは必聴
Lisa Halim / What A Wonderful World
ルイ・アームストロングの名曲「What A Wonderful World」のアコースティック・カバー。昨年母となり、音楽的にも新しい境地を予感させるLisa Halimの壮大な作品
“海”をテーマに、国内アーティストの作品をコンパイルしたSea of Loveシリーズの第2弾。全14曲を収録した至極のアルバム!
【収録曲】
1_倉品翔(GOOD BYE APRIL)&オカモトコウキ(OKAMOTO'S)/ 嫌いになれない~Wave of Love~
2_Leonald / Mother Ocean
3_UEBO / 僕のいない海
4_Liquid Stella / Fleeting
5_東田トモヒロ/ For You Blue
6_FUKI / Sea U Again
7_Tokimeki Records feat.ひかり / サマーインサマー~ 想い出は、素肌に焼いて~
8_Shimon Hoshino / Nagi
9_Hanah Spring / Lovin’ You
10_BLU-SWI NG / 光の記憶 ynkmr. ( BLU-SWI NG) Sea of Love Remix
11_no.9 / blue
12_小沼ようすけ / Human Nature
13_DJ Mitsu the Beats / Sunrise
14_Lisa Halim / What A Wonderful World
前作のSea of Loveは、リアルサーファーからシティポップ、R&B、レゲエ、シンガーソングライター、DJなどバラエティに富む15曲のラインナップ。
【収録曲】
1_DJ HASEBE / Salt feat. 磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)
2_GOOD BYE APRIL / Highway Coconuts
3_Tokimeki Records feat. ひかり / Summer Beach
4_Shen ( Def Tech) / Cruz Li ’Dat
5_Lisa Halim / Marry you -SALT… Version-
6_Kenny / Salt & Sugar
7_Hannah Warm / The Sea We Found
8_FUKI / Baby
9_Shimon Hoshino / Sea Breeze
10_UEBO / Easy Breezy
11_上江洌. 清作 & The BK Sounds!! / Island In The Sun
12_東田トモヒロ / Wherever
13_笠原瑠斗 / Talking About Love
14_DJ Mitsu the Beats with Takumi Kaneko / Summer Madness
15_小沼ようすけ / Flowing ( Acoustic Solo Version)
TAG #Hanah Spring#Leonald#Lisa Halim#no.9#SALT... meets ISLAND CAFE#Sea of Love 2#Shimon Hoshino#UEBO#小沼ようすけ#東田トモヒロ
© SALT… Magazine All Rights Reserved.
© SALT… Magazine All Rights Reserved.