“海”をテーマに、国内アーティストの作品をコンパイルしたSea of Loveシリーズの第3弾「SAT... meets ISLAND CAFE -Sea of Love 3-」のアルバム配信がスタート。海がテーマの様々なスタイルのニュートラック14曲で、ビーチタイム・フレイヴァーを感じてください。
DJ HASEBEとMONKEY MAJIKのコラボレーションが“海”をテーマに実現!「海」、「サーフ」を共通項にそれぞれのシーンの一線で活躍してきた2組のアーティストによる、夢のコラボレーションです。シンガーソングライターのLeolaと、ケツメイシ、TEE、あいみょんなど様々なJ-POPアーティストのプロデュースを手掛けるGIRA MUNDOの初となるコラボ楽曲を収録! ビーチ、波音、夕暮が目に浮かぶリリックと、メロウな旋律の'90s × シティポップなサウンド! ラッパーmacomaretsとビートメーカーTOSHIKI HAYASHI (%C)による海辺で聴きたいチルな青春サマーチューン、Natsu Summerの夏のビーチにぴったりな心地よいラヴァーズレゲエは、クニモンド瀧口(RYUSENKEI)がプロデュース、バレアリックを軸に海辺の情景を想起させる心地よいダンスミュージックを奏でる逗子出身の4人組Half Mile Beach Clubによるオーガニック&チルなインスト・ナンバー、新進気鋭のニューソウルバンド、t.r.a.n.e(トレーン)のソウル感たっぷりのサマーチューン、湘南で活動するLEOの初となるレコーディング作品はビーチ感溢れるアコースティックトラックなど、初参加組の新録音は充実の内容。
Liquid Stella 、HANAH SPRING、DJ Mitsu the Beats、Shimon Hoshinoは前作に続いての参加。オリジナルのサマーチューンをSea of Loveのために書き下ろしてくれました! Tokimeki Records feat. ひかり、Lisa Halim、小沼ようすけらSea of Loveに欠かせないアーティストは、新たなカバートラックで参加です。
ジャンル、スタイルを問わない総勢14組のアーティストが「海」をキーワードに集結、この夏のマスト・アルバムの完成です!
【収録曲】
01. DJ HASEBE / Pink Skies feat. MONKEY MAJIK
02. Tokimeki Records feat. ひかり / 堤防
03. TOSHIKI HAYASHI(%C) / Naminokoefeat. maco marets
04. Liquid Stella / twilight
05. Leola & GIRA MUNDO / Under The Sunset
06. t.r.a.n.e/ Sunshine New Wave
07. Natsu Summer / Beach Girl
08. HANAH SPRING / Lovin’ Me
09. LEO / Close Your Eyes Feel
10. Lisa Halim / 満ちてゆく
11. Shimon Hoshino / Tide & Time
12. Half Mile Beach Club / Translusent
13. DJ Mitsu the Beats / a day on Moorea
14. 小沼ようすけ / Don’t Dream It’s Over


タイトル:SALT… meets ISLAND CAFE –Sea of Love 3-
価 格:税込¥2,750
TAG #NEWS#SALT… meets ISLAND CAFE#SALT...ONLINE STORE#Sea of Love#Sea of Love 2#Sea of Love 3#サーフミュージック#配信アルバム
“海”をテーマに、国内アーティストの作品をコンパイルしたSea of Loveシリーズの第3弾が完成。海がテーマの様々なスタイルのニュートラック14曲で、ビーチタイム・フレイヴァーを感じてください。
DJ HASEBEとMONKEY MAJIKのコラボレーションが“海”をテーマに実現!「海」、「サーフ」を共通項にそれぞれのシーンの一線で活躍してきた2組のアーティストによる、夢のコラボレーションです。シンガーソングライターのLeolaと、ケツメイシ、TEE、あいみょんなど様々なJ-POPアーティストのプロデュースを手掛けるGIRA MUNDOの初となるコラボ楽曲を収録! ビーチ、波音、夕暮が目に浮かぶリリックと、メロウな旋律の'90s × シティポップなサウンド! ラッパーmacomaretsとビートメーカーTOSHIKI HAYASHI (%C)による海辺で聴きたいチルな青春サマーチューン、Natsu Summerの夏のビーチにぴったりな心地よいラヴァーズレゲエは、クニモンド瀧口(RYUSENKEI)がプロデュース、バレアリックを軸に海辺の情景を想起させる心地よいダンスミュージックを奏でる逗子出身の4人組Half Mile Beach Clubによるオーガニック&チルなインスト・ナンバー、新進気鋭のニューソウルバンド、t.r.a.n.e(トレーン)のソウル感たっぷりのサマーチューン、湘南で活動するLEOの初となるレコーディング作品はビーチ感溢れるアコースティックトラックなど、初参加組の新録音は充実の内容。
Liquid Stella 、HANAH SPRING、DJ Mitsu the Beats、Shimon Hoshinoは前作に続いての参加。オリジナルのサマーチューンをSea of Loveのために書き下ろしてくれました! Tokimeki Records feat. ひかり、Lisa Halim、小沼ようすけらSea of Loveに欠かせないアーティストは、新たなカバートラックで参加です。
ジャンル、スタイルを問わない総勢14組のアーティストが「海」をキーワードに集結、この夏のマスト・アルバムの完成です!
【収録曲】
01. DJ HASEBE / Pink Skies feat. MONKEY MAJIK
02. Tokimeki Records feat. ひかり / 堤防
03. TOSHIKI HAYASHI(%C) / Naminokoefeat. maco marets
04. Liquid Stella / twilight
05. Leola & GIRA MUNDO / Under The Sunset
06. t.r.a.n.e/ Sunshine New Wave
07. Natsu Summer / Beach Girl
08. HANAH SPRING / Lovin’ Me
09. LEO / Close Your Eyes Feel
10. Lisa Halim / 満ちてゆく
11. Shimon Hoshino / Tide & Time
12. Half Mile Beach Club / Translusent
13. DJ Mitsu the Beats / a day on Moorea
14. 小沼ようすけ / Don’t Dream It’s Over


タイトル:SALT… meets ISLAND CAFE –Sea of Love 3-
発売日:2025年8月8日
価 格:税込¥2,750
TAG #NEWS#SALT… meets ISLAND CAFE#SALT...ONLINE STORE#Sea of Love#Sea of Love 2#Sea of Love 3#サーフミュージック
“海”をテーマに、国内アーティストの作品をコンパイルしたSea of Loveシリーズの第2弾「Sea of Love 2」から、早くもアナログレコードが登場します。CD同様に全曲新録音の14曲が収録。SALT...ONLINE STOREでは、本日から事前予約の受付けを開始します。詳しくは最下部のINFORMATIONをご確認下さい。
メジャーシーンのバンド“OKAMOTO'S” のギタリスト、オカモトコウキと、11 月にメジャー1st.アルバムをリリースしたネオAORバンド“GOOD BYE APRIL”のボーカル倉品翔による初のサプライズ・コラボが実現! 収録曲「嫌いになれない~Wave of Love~」は、サーフロックを意識したラブソング。ノリの良いビートとギターサウンドは、往年のサーフロックへのオマージュも込めた仕上がりです。音楽とサーフカルチャーの融合をコンセプトに掲げ、アートやファッションをクリエイトする沖縄出身のラッパーLeonaldがシリーズ初参加。新曲「Mother Ocean」は、海への想いが詰まったスローチューン。平均年齢22歳の3人組インストバンドLiquid Stellaは、配信サイトのジャズチャートを賑わすニューカマー。太陽の光がキラキラと反射する海をイメージした「Fleeting」は、朝のビーチにぴったりな心地よい作品。初参加となる実力派シンガーソングライターHanah Springは、世界中で愛されるラブソングの定番「Lovin’ You」をラバーズレゲエでカバー。オリジナルのミニー・リパートンと並ぶジャネット・ケイのバージョンを想起させる素晴らしい仕上がりです。初参加のno.9(ナンバーナイン)は、鎌倉がベースの音楽家。CM音楽や公共施設、交通機関のサウンドデザインやプロデュースも手掛ける彼のインストゥルメンタル作品は、チルアウト~エレクトロニカという枠に収まらない、五感に訴える心地よさを感じさせてくれる。収録曲「blue」は海の青をイメージした深みのある作品。Sea of Loveシリーズの過去作にも参加したシンガー田中裕梨をボーカルに擁するジャズバンドBLU-SWINGは、2023 年のアルバム「Spectre」収録の静寂なナンバー「光の記憶」を、今作のために特別なリミックスで提供。オリジナルとは全く違うレゲエスタイルは必聴です。
前作の「Sea of Love」に初参加した楽曲「Sea Breeze」がSpotify再生300万回を突破したアーティスト/サーファーのShimon Hoshino、ネオ・サーフミュージックをテーマに活動するシンガーUEBO、今年シングル作品とEPを発表したシンガーソングライターFUKI、世界中を旅するサーフミュージック界のカリスマ東田トモヒロらは、今作も素晴らしい新曲での参加。
母となり音楽も新境地を見せるLisa Halim、前作「Summer Madness」の7インチレコードが即日完売となったビートメーカーDJ Mitsu the Beats、シティポップの名曲を現代に甦えらせるバイラル・トップアーティストのTokimeki Records feat.ひかり、そしてリアルサーファーでもあるギタリスト小沼ようすけらは、カバー曲の新録音で参加。パッケージは、タブロイドの表紙と連動した紙ジャケットで登場です。ジャンルレスな全14曲! 海を感じたいときのお供にこの1 枚を。
【収録曲】
SIDE-A
01. 倉品翔(GOOD BYE APRIL)&オカモトコウキ(OKAMOTO'S)/ 嫌いになれない~Wave of Love~
02. Leonald / Mother Ocean
03. UEBO / 僕のいない海
04. Liquid Stella / Fleeting
05. 東田トモヒロ/ For You Blue
06. FUKI / Sea U Again
07. Tokimeki Records feat.ひかり / サマーインサマー~ 想い出は、素肌に焼いて~
SIDE-B
08. Shimon Hoshino / Nagi
09. Hanah Spring / Lovin’ You
10. BLU-SWI NG / 光の記憶 ynkmr. ( BLU-SWI NG) Sea of Love Remix
11. no.9 / blue
12. 小沼ようすけ / Human Nature
13. DJ Mitsu the Beats / Sunrise
14. Lisa Halim / What A Wonderful World
【INFORMATION】
タイトル:SALT… meets ISLAND CAFE –Sea of Love 2-
フォーマット:アナログレコード
発売日:2025年8月6日
価 格:税込¥4,400
CDは以下のリンクから購入可能!
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5月1日に一般販売がスタートした「SALT... meets ISLAND CAFE -Surf Driving 2-」。平井大、SIRUP、YONA YONA WEEKENDERSなど、人気アーティストも多数参加! トレーラーも完成したのでぜひチェックを!
【収録曲】
平井大 / Good One
SIRUP / umi tsuki (feat. iri)
SPiCYSOL / Honey Flavor
Tokimeki Records feat. ひかり / WINDY SUMMER
DJ HASEBE / Salt feat. 磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)
Lisa Halim, PES / 海へ行こう(DJ HASEBE HONEY EDIT)
田中裕梨 / 真珠のピアス
RYUSENKEI / 遠い水平線 feat. 児玉奈央
YONA YONA WEEKENDERS / 君とdrive
GOOD BYE APRIL / Highway Coconuts
Shurkn Pap, Ryohu & Mellow In Da Street / RIDE
XinU / 鼓動 (Surf & Turf Version)
TOSHIKI HAYASHI(%C) / Summer Digest Part.2(feat. CBS)
OLD NICK aka DJ HASEBE / ガラス越しに消えた夏 feat. Leyona
Keishi Tanaka / Joy
MALIYA, MUD & Mellow In Da Street / Summer Regrets
大比良瑞希 / ヴィーナス
UEBO / 僕のいない海
笠原瑠斗 / 先へ
WST / Offshore ~Cafe Latte Song~ -Urban Island Remix-
Taishilou / Jealous
DJ Mitsu The Beats & n’sawa-saraca / runningback 2 u

タイトル:SALT... meets ISLAND CAFE –Surf Driving 2-
発売日:2025年4月15日
価 格:税込¥2,750
TAG #NEWS#SALT… meets ISLAND CAFE#SALT...ONLINE STORE#Surf Drinving#Surf Driving 2#サーフミュージック
DJ HASEBEによるビーチドライブのノンストップミックス「Surf Driving」の最新盤は、BILLABONGとのコラボレーションでお届けします! シリーズ初となる邦楽アーティストの“海を感じる”作品のミックスで、SALT…でもお馴染みのアーティストからメジャーシーンで活躍するアーティストまで、幅広いラインナップを選曲。CDにはBILLABONGのステッカー2種を特典として封入しています。
ビーチ/ハワイ・ミュージック出身、今や押しも押されぬJ-POPのスターとなった平井大のシングル「Good One」は、聞くだけで元気が出る解放感溢れるトラック。爽やかなダンスチューンは大音量で流しながらドライブに出かけたくなる一曲! R&B/Hip Hop/Neo Soulをルーツに独自なスタイルの音楽を発信するSIRUPと、唯一無二の歌声で様々なビートを乗りこなすiriによるコラボ「umi tsuki」は、海辺でのロマンティックな情景を想起させるしっとりPOP。トロピカルでアフリカンなビートに、2人の伸びやかな歌声が抜群にマッチしています。4人組バンドYONA YONA WEEKENDERSによるポップなナンバー「君とdrive」は、サブスクでも大ヒットした最近のドライブミュージックの定番曲。意中の人とのドライブデートを描いた軽快なリリックと独特のクルージング感が、心地よいひとときを演出してくれます。そのYONA YONA WEEKENDERSのボーカル、磯野くんとDJHASEBEのコラボ曲「Salt」は、SALT… meets ISLAND CAFEの記念すべき1作目「Sea of Love」にも収録された人気曲。PESとLisa Halimのリアルサーファー同士の初コラボとなった「海へ行こう」は、コロナ禍に発表された作品。いま聞き返すとすぐにでも海に行きたくなる、絶妙に気持ち良いラテンチューン。Def TechのMicroとShu DosoのユニットWST(ダブスト)の「Offshore ~Cafe Latte Song~ -Urban Island Remix-」も、サブスクで大人気となった一曲。今は向かい風(Offshore)だけど、必ずこれから追い風になるというメッセージはいつ聴いても胸に響く。東京を拠点に活動する話題のDJ/BEAT MAKER、TOSHIKI HAYASHI(%C)と、神奈川発のヒップホップグループCBSによる「Summer Digest」は、暑すぎる日本の夏も悪くない、と思えるユーモラスなリリックに注目。エキゾチックな歌声を持つシンガーMALIYAと、ラッパーMUDのコラボトラック「Summer Regrets」は、’00年代のヴァイブスを感じさせるサマースロージャム。
そしてTokimeki Records feat. ひかりによる杏里「WINDY SUMMER」、大比良瑞希によるOriginal Love「ヴィーナス」、田中裕梨による松任谷由実「真珠のピアス」、シンガーLeyonaをフィーチャーしたDJ HASEBEによる鈴木雅之「ガラス越しに消えた夏」など、カバートラックも多彩にセレクト。夏のビーチラインを彩る全22曲の爽快なノンストップミックスの完成です。
【収録曲】
平井大 / Good One
SIRUP / umi tsuki (feat. iri)
SPiCYSOL / Honey Flavor
Tokimeki Records feat. ひかり / WINDY SUMMER
DJ HASEBE / Salt feat. 磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)
Lisa Halim, PES / 海へ行こう(DJ HASEBE HONEY EDIT)
田中裕梨 / 真珠のピアス
RYUSENKEI / 遠い水平線 feat. 児玉奈央
YONA YONA WEEKENDERS / 君とdrive
GOOD BYE APRIL / Highway Coconuts
Shurkn Pap, Ryohu & Mellow In Da Street / RIDE
XinU / 鼓動 (Surf & Turf Version)
TOSHIKI HAYASHI(%C) / Summer Digest Part.2(feat. CBS)
OLD NICK aka DJ HASEBE / ガラス越しに消えた夏 feat. Leyona
Keishi Tanaka / Joy
MALIYA, MUD & Mellow In Da Street / Summer Regrets
大比良瑞希 / ヴィーナス
UEBO / 僕のいない海
笠原瑠斗 / 先へ
WST / Offshore ~Cafe Latte Song~ -Urban Island Remix-
Taishilou / Jealous
DJ Mitsu The Beats & n’sawa-saraca / runningback 2 u

タイトル:SALT... meets ISLAND CAFE –Surf Driving 2-
発売日:2025年4月15日
価 格:税込¥2,750
TAG #NEWS#SALT… meets ISLAND CAFE#SALT...ONLINE STORE#Surf Drinving#Surf Driving 2#サーフミュージック
海と対峙するとき、音楽は円滑油のような効果を発揮する。サーフィンと音楽が絡み合い起こる化学反応。多くの先人たちの言葉を交え時空に綴れ織りを描くとき、サーファーとダンスの関係が見えてくる。
自分にはサーフミュージックなんて1968年まで存在してなかった。それ以前、5才上の兄がビーチボーイズの音楽付きサーフィン動画番組を観ていたのは覚えているが、サーフィンを始めた頃はまだ、グループサウンズや作詞家先生が作詞して作曲家先生が作曲、それをプロの歌手が立派に謳いあげる……だったような気がする。だからサーフィンと出合い物心がついてくると、サーフィンの影にはカーペンターズの「クロース・トゥ・ユー」や、サイモン&ガーファンクルの一連のヒット曲がつきまとっていた。けど、それって全然サーフミュージックなんかじゃない。だいたい洋楽はトランジスタラジオで聴くみのもんたの「カム・トゥギャザー」って番組が頼りで、進駐軍放送(FEN)は北京放送の電波妨害のせいか、千葉の漁師町には素直に入ってこなかった。だからどうしても音楽の嗜好や指向の選択肢は限られていたのだ。それが1971年、15歳の春に地元の漁師町からサーフィンの本場、安房鴨川のサーフィン文化に飛び込むと、すぐにサーフィンに欠かせない音楽があることを知った。当時鴨川でサーフィンをしていた鴨川少年団に、サンタナを教え込まれたのだ。曲は「Oye Como Va/僕のリズムを聞いとくれ」。連中はまだ13歳の中学生のくせして、(4行しかないけど)その歌詞を諳んじていた。
'71年の初夏、鴨川にNONKEYサーフショップが誕生し、いろんなサーファーが集まって来ていた。音楽もレコード盤という形で入ってきて、鴨川少年団はもろにその洗礼を受けた。その洗礼を浴びせたのが、オーナーの野村アキラさんだった。鴨川のサーフショップには、冬の暗黒時間を生き残るための道具ギターが置いてあって、アキラさんはそこでボブ・ディランなんかを弾いていた。アキラさんはサーフィンのスタイルからして恰好いい。ちょっと無茶なところもあるけど、少年団には優しいし、なによりパッチワークのジーンズを穿いていた。そのパッチワーク・ジーンズの出どころがニール・ヤングだった。
「4 way streetのジャケットの端っこに、幽霊みたいなのがいるだろう? あれがニール・ヤングだよ」だから自分も'73年の全日本サーフィン選手権には、パッチワークのジーンズで出かけた。もっとも自分のジーンズはほころびだらけで、パッチワークなしでは穿けなかったのだ。当時ミッキー川井さんの奥様がチャンズリーフというサーフィン用のトランクスを作っていて、そこで余った生地をいくらでももらえた。それを持って帰り、空中分解寸前のジーンズに縫い付けパッチワークとした。仕上がったジーンズを目にした野村さんに「おめえ、それで外に出るなよ」と言われたけど、他に穿くものがなかったので、そのまま大会会場の銚子・君ヶ浜に向かった。全日本に連れて行ってくれたのは鴨川の先輩、香取のカッちゃん。クルマは丸っこいホンダシビック、カーステにはニール・ヤングの「ハーベスト」のカセットがすでに入っていた。なにしろ世界の流行が遅れていっぺんに入ってくるので、「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」も「ハーベスト」もほぼ同時期に聴くことができた。その2枚以前のニール・ヤングについての知識は皆無。CSN&Y(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)だって、アキラさんの話だけでしか知らない存在だった。
ニール・ヤングの音楽は、'73年のサーファーに自然と受け入れられていた。自分もそう。なんか雰囲気がいい。「ハーベスト」のジャケットもいいな~と感じた。いま聴くと困ってしまうような曲もあるけど、当時はこの次はこの曲と、全部が必要だった。なかでも「ハート・オブ・ゴールド」は開放弦のコードが多く、身近な感じではまった。でも音痴な人間にとって、出だしのアイウォナリブ~の“リブ~”の音階が全然わからなくて、サーフィンの波待ちの最中に大声で練習した。なにしろ平日の昼間は人がいないことが多かったので、気の済むまで練習できた。
その後マイナーな日本のサーフィン時代が終わっていくのと同時に、ニール・ヤングを聴くのもやめた。SURFER誌の広告で見た新譜のオン・ザ・ビーチもいいかな? と期待したけど、わかったのはサーフィンを取り巻く環境も含め、誰も'73年のままではなくなっていたってゆうこと。だから自分が聴くニール・ヤングは、2枚のアルバムだけ。もっとも現在、その全部を好んで聴けるわけではないけど、「テル・ミー・ホワイ」や「アウト・オン・ザ・ウィークエンド」はオールタイム、逆に言えばそれ以外の曲はもう聴かないってことか? そんなんで自分から聴きはしないけど、今でも不意に「ハート・オブ・ゴールド」が流れてくると、瞬時に'73年の自分に引き戻される。
あのアルバムが発売された時期は知らないけど、'73年の夏、ニール・ヤングの音楽で過ごすことができたのは、なんて言うか……。銚子のピーナツ畑の自動販売機でハイシー(オレンジ味飲料)を買って、香取のカッちゃんのシビックに戻ったとき、ちょうど「ハーベスト」が流れていた。その数時間前に全日本のジュニアクラスで優勝したばかりだったし、サーファーとしてこれ以上の人生があるなんて、とうてい考えられなかった。まだ“old enough to repay”でも“young enough to sell”でもなかったのだから。
【Profile】
抱井保徳
1956年南房総出身、現在は稲村ケ崎在住。日本のプロサーフィン黎明期から数多くのタイトルをショートとロングで獲得する一方、ウィンドサーフィンやSUPから木片、ボディサーフィンまで美しく波に乗る。日本を代表する名シェイパーでもある。
【SURF MUSIC makes us "SALTY"バックナンバー】
#01 -潮騒香る音楽に身を委ね踊るとき-
#02 -ショートボード革命とサイケデリックサウンドの相関図-
#03 -世界中で無限の変貌を遂げ始めたフラワーチルドレンの種-
#04 -制限なき選択ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド-
#05 -サーファーだけが知るアンダーグラウンドという美学-
#06 -コラム:DICK DALE/ヘビー“ウェット”ギターサウンズ-
#07 -コラム:KALAPANA/アイランド“クール”ブリージング-
#08 -コラム:CALIFORNIA BLUE/西海岸からの潮風-
#09 -コラム:REBEL MUSIC/反骨心の魂を追う、サーフミュージックの側面-
#10 -コラム:SURFER' S DISCO & AOR/サーファーズ・ディスコとAOR-
#11 -コラム:ON THE RADIO/そこでしか聴けない音楽が、サーファーを魅了する-
#12 -アンドリュー・キッドマンが語るサーフミュージック-
>>特集の続きは本誌でご覧ください。

「SALT…Magazine #01」 ¥3,300
本誌では24ページにわたってSURF MUSICを特集。“サーフィンと音楽”の蜜月関係から、アンドリュー・キッドマンのインタビュー、抱井保徳さんのコラムなど掲載。潮の香りをまとったソルティな音楽は、サーフィンライフを豊かにしてくれる。
photography _ Aition
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