#SALT…#01

  • 移住で見つけた新たなアート。moriharuさんが五感で感じた自然のカタチ
  • 2024.07.20

Profile
森 温 - moriharu -
1982年兵庫県生まれ。イラストレーター、シルクスクリーン作家。2021年に種子島へ移住。自然に囲まれた暮らしや、サーフィンからインスピレーションを受けて表現をし続けている。最近はサーフボードに描いたり、漂着ごみをモチーフにするなど、形にとらわれないアートを制作。

移住前は、海や風景など目に見えるものを描くことが多かったアーティストのmoriharuさん。しかし、種子島での生活を始めると、彼女のアートは「目には見えないもの」を表現する方向へと変わった。

移住によって得た新たな視点と、五感で感じた自然の美しさを色や形で表現することへの挑戦が、彼女の作品にどのような影響を与えたのか。


移住によって変わった視点

移住前は海や風景など目に見えるものを描くことが多かったmoriharuさん。しかし、島での生活を始めてからは、もっと「目には見えないもの」を表現したいと思うようになったと教えてくれた。


個人のアート制作で広がる可能性

個人でのアート制作も行っているmoriharuさん。最近では、学校の先生をされている男性からボードのオーダーを受けたのだそう。


ライフスタイルに彩りを加えてくれるアート作品

moriharuさんが大切にしているのは、作家の友人の作品。兵庫の篠山で素朴な絵付けをするaikoさんの器はその一つ。

また、徳島のメロウな波模様を表現したTtravisさんのグラスも愛用していると見せてくれた。


自分に合う理想の暮らし方を見つけるために

自分に合う暮らし方を見つけるには、心の奥から湧き上がる強い願いに気づくことが大切。moriharuさんのように、五感で感じたものを表現することで、自分自身の理想に近づけるかも。

日々の暮らしの中で、大切なものや人との繋がりを見つけ、それを表現することで、新しい道が開けると改めて感じた。

「SALT…Magazine #01」 ¥3,300
本誌ではmoriharuさんが種子島へ移住したエピソードも掲載!
他にも観光ファーストではない、レスポンシブル・ツーリズムとリジェネラティブ・ツーリズムの考え方を、トータル48ページにわたって特集しています。
ぜひチェックしてみてください!

photography _ Yusuke Matsuo composition _ Ayaka Takaura


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  • 「ありのままを守る」ことの大切さを教えてくれたハワイのレジェンド。
  • 2024.04.18

SALT #01「Keep the SALT SALT」に込められた意味とは?

今号の取材で訪れたハワイで、レジェンド・オブ・ウォーターマンとして知られるマーク・カニングハムさんにインタビューをさせていただきました。その中で語られたキーフレーズが、"Keep the COUNTRTY COUNTRY!"。この言葉は、ハワイの豊かな自然を守りたいという気持ちから生まれたもの。

ハワイは昔から観光として人気のワイキキはタウン、手付かずの自然が残るノースはカントリーと呼ばれています。そんな、ノースが昔大規模なリゾート開発の計画が持ち上がった際、「第2のワイキキのようにしたくない、カントリーはカントリーのままに!」という思いを込めて、"Keep the COUNTRTY COUNTRY!"というフレーズが誕生。そして保護活動が行われていました。

“これ以上ハワイの自然を失いたくない、ハワイらしさを守りたい……”。

このストーリーに共感した我々も、SALTはSALTらしくという思いから、タイトルを「Keep the SALT SALT」にしました。

「SALT…Magazine #01」 ¥3,300
観光ファーストではない、レスポンシブル・ツーリズムとリジェネラティブ・ツーリズムの考え方を、トータル48ページにわたって特集しています。
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