#山口りこ

  • オーストラリア・ヌーサでの暮らしを満喫する山口りこ【素敵なあの人の偏愛事情】
  • 2024.07.24

海が似合う“素敵なあの人”が偏愛する、モノやコトを紹介するこの企画。今回はオーストラリア在住のLicoさんに話を伺った。彼女が偏愛するもの、それは「オーストラリア・ヌーサでの暮らし」。

Profile
山口りこ -Lico Yamaguchi-
1993年生まれ、湘南出身。旅行とサーフィンを愛し、湘南から宮崎へ移住。2023年には、さらによい波を求めてオーストラリアへ移り住んだ。現在はモデルとしても活躍中。


青く透き通った海に、長く続くメローな波。手付かずの美しい自然に、さまざまな生き物たち、そして温かく迎えてくれるフレンドリーな人々……。オーストラリア東海岸にある人口5万人ほどの小さな街、ヌーサ。Licoさんはここでファームステイをしながら、モデルとして活躍している。元々湘南出身の彼女はコロナをきっかけにサーフィンを始め、今ではすっかり海のトリコに。いい波を追い求め宮崎、バイロンベイを経由し、辿り着いた場所がここヌーサだった。

「やっぱり海が最高」

「元々湘南出身なのですが、はじめはサーフィンに興味がなくて。オーストラリアから帰ってきた友人の影響で始めたら、びっくりするくらいハマっちゃいました。その友人の影響もあって、オーストラリアに来ることはずっと前から決めてました」とLicoさん。念願のサーフィンをするために、ファームでの仕事をしながらも、週に3日はビーチへ出かけるという。

「波がいいのはもちろん、サーフィンをしている人たちがとてもフレンドリーなんです。『あなたの波よ!』とか、『GO GO!』とか、声をかけてくれるのが嬉しくて。知らない人同士でも声をかけあい、サーフィンをしていなかったら出会えないような人たちとも、たくさん知り合うことができました」。海ではサーフィンはもちろん、ビーチでのんびりと過ごすことも多いのだとか。「波の音を聞きながら読書をしたり、友達とコーヒー片手におしゃべりしたり、写真を撮ったり……。ゆったりと流れるこの時間がとても好きです」。

自然の中で人や生き物と触れ合う時間

友人と自然の中で過ごす時間も、かけがえのないひとときになっているという。「夕日を見にハイキングに出かけたり、週末にキャンプをしたり……。こういうことが気軽にできる環境がありがたいなと、いつも思っています。のんびり過ごすこともあれば、砂浜をクルマで走ったりとか、アドベンチャーを楽しむことも 笑。日本にいた頃からの友達とは絆が深くなったと感じるし、ヌーサで知り合った子と仲良くなれるのも嬉しいです」。

彼女が現在住んでいる家も自然が豊かな環境にあり、家で動物と触れ合うなどリラックスした時間もお気に入り。「ハウスオーナーの家の敷地内にある離れに住んでいるのですが、庭に鶏がいるので卵はその子たちが産んでくれたものを頂いています。近所の牧場には馬がたくさんいて、余った野菜をあげることも。オーナーが飼っている犬とも仲良しなんです。近くにドッグビーチがあるので、そこでお散歩をしている時間も好きです」。

ハウスオーナーとは仲が良く、彼女にとって第2の家族のような存在になっているそう。「ごはんを作ってくれたり、本当に優しくしてくれます。日本が大好きと言ってくれるので、逆に私が日本食を作ってあげることも。ヌーサでは大切な人たちにたくさん出会えました」。

「ヌーサでの暮らしも、サーフィンをしている時間もかけがえのないひととき。ここでの時間を大切にしながら、モデルのお仕事など、様々なことに挑戦してみたいです。サーフィンでは、ハングテンができるようになりたいな」と笑顔で話してくれた。

photography _ Lico Yamaguchi, Yo Tashiro text _ Miri Nobemoto

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