海が似合う“素敵なあの人”が偏愛する、モノやコトを紹介するこの企画。今回は、ライフスタイルブランド『SeaRoomlynn』のデザイナー兼PRを担当するeminaさんに話を伺った。
Profile
emina
ライフスタイルブランド『SeaRoomlynn』のデザイナー兼PR。商品制作をメインに、MDからPRまで幅広い業務を担当。
「洋服は自分自身を表現する方法のひとつ。着てくださる方にもそうであってほしいなと思っています」と話すのは、ライフスタイルブランド『SeaRoomlynn』のデザイナー兼PRを務める、eminaさん。小麦色の肌にカーリーヘア、ナチュラルなメイクにシンプルなアイテムをファッショナブルに着こなすeminaさんのスタイルは、多くの女性から支持されている。
「わたし自身、シンプルな服が一番好きで。“海と都会が好きな女性”っていうコンセプトを叶えるために、自分らしさを洋服作りでも大切にしています。今自分がどんなものを着たいのか、スタッフはどんなスタイルが気分なのか。みんなの声を反映して、自分たちのような女性が本当に着たいと思える、等身大のお洋服を作っています」
コンセプトを体現したような彼女だからこそ、多くの人に支持されるプロダクトを作り上げることができているのだ。
「シンプルだからこそ細部にすごくこだわって作っています。それぞれの商品に対する想いが強くなって、Instagramのキャプションもものすごく長くなっちゃう(笑)。ただ、よくDMなどで聞かれるのですが、着方に正解はないと言うことはお伝えしたいです。ファッションは自分が好きなものを着たいように着て欲しい。周りの目を気にせず、自分を“開放”してみたらもっと自分らしくなれるはず」
そんなeminaさんの定番は、上半身か下半身にボリュームがあるスタイル。「身長が160cmで大きくも小さくもなく、髪の毛にボリュームがあるので、一番バランスがとりやすいこのスタイルが定番です。パーマをかけたカーリーヘアはもはや私のトレードマーク。これに合わせたナチュラルメイクや、そばかすも自分らしさかなって」
リングの跡が残る日焼け肌も、そばかすを見せるナチュラルメイクも、彼女にとっては自分らしさを表現する方法のひとつだ。
eminaさんが海を好きになったのは、物心つく前の幼い頃。「小さい頃から家族で出かけることが多くて、海は身近な存在でした。水に触れている瞬間がとても好きで。サーフィンは長くやっているけれど、万年初心者(笑)。親友に誘われて始めたのがきっかけです。友達の子どもと、私が飼っている犬と、ビーチでチルしたり、海に入ったり。ゆるく楽しむのが心地いいです。忙しくてなかなか時間を作れないけれど、リフレッシュしたいときは海に行きます」
なかなかまとまった休みが取れないeminaさんがしっかりサーフィンできたのは、今年ハワイを訪れたときのこと。
「ワイキキビーチでサーフィンを楽しみました。あんなにパドルをしたのは初めて! 海に入ったのが久しぶりだったので難しかったけど、波待ちをしているだけでも幸せ。ブルーの水面がキラキラ輝き、風が心地よくて、ときたまウミガメが顔を出したりして……。ローカルの人と声を掛け合い、日本とは違った楽しみ方ができました」
「海外へ行くと感じることが多いのですが、周りの目を気にせずに自分の好きなものを着て楽しんでいる人が多い! 自分を表現するためのファッションとして、私たちのブランドを選んでもらえたら。正しさを求めずに、自分が好きなように着てもらえることが一番うれしいですね」
text _ Miri Nobemoto
© SALT… Magazine All Rights Reserved.
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