2018年にブラジルで誕生したサステナイブルシューズブランド「CARIUMA/カリウマ」。素材から製造過程、労働環境に至るまで、サプライチェーン上のサステイナビリティの実践に取り組み、社会と環境に対する責任を果たす企業としてアメリカの「B Corp認証」、イギリスの「Positive Luxury認証」を受けている。ブランドについては以前こちらのページでも紹介しているので参照を。そんなカリウマが、パリ五輪代表の稲葉玲王とスポンサー契約を締結した。
稲葉プロのお気に入りが、LWG認定ゴールド評価のタンナーによるプレミアムスウェードとオーガニックコットンキャンバスを使用したCATIBA PRO(カティバプロ)。インソールには独自のメモリーフォームを採用し、足の形状を再現。これによりアーチサポートと究極の履き心地を提供してくれる
カリウマがサポートする選手にはジェリー・ロペスを筆頭に、ジェイミー・オブライアン、カイ・レニー、イタロ・フェレイラ、ケリア・モニーツなど、世界トッププロからレジェンド、ビッグウェーバー、スタイルマスターまで錚々たるメンバーが名を連ねている。日本人初となるスポンサー契約に、稲葉も喜びを隠せない様子だ。
「4年前くらいからですかね、海外のトッププロが履いていたり、子供の頃から仲のいいセス(モニーツ)やケリアがスポンサードされているのを見て、ブランドのことは知っていました。タフでスタイリッシュなデザインだけでなく、地球に優しいモノ作りをしている姿勢に共感していました。今回カリウマのファミリーになれたことはとても光栄で、これから日本のサーファーをはじめ、多くの人にブランドを発信していきたいと思っています」
カリウマを展開する丸紅コンシューマーブランズも「この契約を通じて、稲葉玲王への活動支援と美しい海の保全に貢献できるよう、積極的にサポートを進めていきます」とコメントを発表している。
海の側で生まれ育ち、海洋問題や保護活動にも積極的な稲葉。カリウマのメンバーとして、今後どんな姿を見せてくれるのか? まずは目の前に控えたオリンピックでの活躍に期待したい。
「世界トップアスリートやレジェンドサーファー、友人であるセス・モニーツがいるCARIUMAの一員になれて光栄です。サーフィンを通じて地球環境に配慮した活動やメッセージを世界中に発信していきたいと思います」。着用モデルHoefler T20 Pro(ホフラーティートゥエンティープロ)
◆Profile
稲葉玲王
1997年3月24日生まれ、千葉県一宮町出身。プロサーファーである父親の影響で5歳からサーフィンを始め、当時13歳の最年少でプロデビューを果たす。 ダイナミック且つパワフルなサーフィンで国内外の大会で好成績を残し、2024年パリオリンピック代表に選出。
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